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2005年06月14日

マイケル全面無罪 決定的な物証なく

 【サンタマリア(米カリフォルニア州)=岡田敏一】少年への性的虐待の罪などに問われた米人気歌手、マイケル・ジャクソン被告(46)に対する評決言い渡しが十三日、米カリフォルニア州のサンタバーバラ郡地裁で行われ、陪審団は計十にのぼる起訴事実について、すべてで無罪の評決を下した。米国の陪審制では、無罪評決が出た場合は検察側に控訴権がなく、ジャクソン被告の無罪が確定した。
 ジャクソン被告は、二〇〇三年の二月から三月にかけて、同郡にある自宅兼遊戯施設「ネバーランド」で、当時十三歳の少年に性的ないたずらを繰り返したり、無理やり酒を飲ませるなど計十の罪で起訴されていた。すべての罪で有罪なら二十年以上の禁固刑を受けるといわれていた。
 評決の言い渡しは午後二時十五分ごろ(日本時間十四日午前六時十五分ごろ)だったが、ジャクソン被告は長引く裁判で心身ともに疲れ切っていたためか、無罪評決にも無表情で弁護士や家族と力なく抱き合っただけだった。
 裁判で検察側は「彼は小児愛者で、富と名声を利用し、少年らを性的虐待の餌食にした」と主張。
 これに対し弁護側は「少年の母親がうそつきで、病気の息子を利用して、有名人目当てに金銭をたかることで生活している」と反論していた。
 こうした双方の主張について、女性八人と男性四人(年齢は二十歳代から七十歳代)で構成する陪審団は三日から審議を開始し、土、日曜日を除く平日の計七日間にわたり、慎重に判断。結局「証拠が十分でなかった」という結論に落ち着き、すべての起訴事実を無罪とした。
 逮捕から約一年半、公判開始から約三カ月。出廷した証人は弁護側、検察側合わせて約百四十人。提出された証拠の数も約六百九十点と膨大だったが、決定的な物的証拠はなく、動機や状況証拠に対する評価が焦点だった。
≪疲れ切り…傷付いたイメージ≫
 一九八〇年代、世界の大衆文化を激変させたスーパースターに無罪評決が下った。しかしジャクソンさんは心身ともに疲れ切っているうえ、度を越えた整形手術や度重なる奇行によるイメージダウンは避けられず、復帰には相当時間がかかりそうだ。
 ジャクソンさんがスターになったのは、八〇年代に一世を風靡(ふうび)した米の音楽専門チャンネル「MTV」のおかげだ。歌手やバンドのプロモーション・ビデオを二十四時間流すMTVの登場で、ルックスの良さがスターになるための重要な要素になった。
 ジャクソンさんは映画仕立ての豪華なビデオで華麗なダンスを披露した。見てくれやルックスの良さの重要性を最も良く理解していたスターだった。整形にこだわったのはそのせいだと多くの米音楽業界関係者が指摘している。
 しかし、行き過ぎた整形手術は体の衰弱につながり、逆効果になった今、彼の魅力は半減しているといっていい。加えて借金問題ものしかかる。米メディアによると、ジャクソンさんは豪邸の維持や裁判費用などで破産の危機に直面。バンク・オブ・アメリカがジャクソンさんの債務約二億七千万ドル(約二百八十八億円)を投資会社に売却。その担保として虎の子であり、自らが保有するビートルズの楽曲の版権を差し出したという。(岡田敏一)
(産経新聞) - 6月14日15時44分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000024-san-int
posted by まとめ at 23:25| Comment(40) | TrackBack(13) | マイケルジャクソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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