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2005年05月07日

「全線ダイヤ改正」明言 京阪神近郊 JR西 過密緩和図る

 兵庫県尼崎市のJR脱線事故で、JR西日本は七日、京阪神の都市部を走るアーバンネットワーク区間全線のダイヤ改正を検討していることを明らかにした。今回の事故を受け、同区間全線の過密ダイヤ見直しを明言したのは初。一方、同社が福知山線で設置工事を進めている新型ATS(列車自動停止装置、ATS−P)について、特急「北近畿」などの一部編成が対応しないことが分かった。また、県警尼崎東署捜査本部は同日、事故原因解明のためレールや枕木を運び出す作業を始めた。
 JR西日本は七日午前の会見で、事故のあった福知山線だけでなく、アーバンネットワーク区間(京阪神近郊)全線について、制限速度を低く設定し直すことなどによるダイヤ改正を検討していることを明らかにした。今回の事故を受けて、“過密ダイヤ”が指摘されている同区間全線の見直しを同社が明言したのは初めて。
 このほか、旧型のATSを活用したカーブでの速度制御方針の採用や、安全を優先する企業風土の構築など、検討中の再発防止策を発表した。
 JR西日本によると、ダイヤ改正については、駅での乗客の乗り降りにかかる停車時間や、工事や徐行運転などを行った場合でも余裕を持って運転できるように設定される余裕時間について再検討し、ダイヤの全面的な見直しを図る。
 今回の脱線事故の背景には、過密ダイヤによるスピード超過などが指摘されている。
 脱線事故を起こした高見隆二郎運転士は、伊丹駅でオーバーランにより生じた遅れを取り戻そうと、カーブ区間を制限速度を大幅に上回るスピードで進入したとされている。
 同社は乗客の乗り降りなど列車運行の実態を調査するとともに、制限速度を引き下げることなどを検討している。
 丸尾和明常務は「現在でもダイヤ上は問題ないとみているが、恒常的な遅れがある時間帯があり、そこを見直したい」と述べた。
 また、カーブでの速度超過防止対策として、危険個所について、新型ATS(ATS−P)の設備が予定されている以外の場所には旧型ATS(ATS−SW)の設置を検討。丸尾常務は「新型ATSが設置されないカーブ区間についても、旧型ATSの設置を具体的に進めていきたい」と話している。
 また、同社はこのほかの再発防止策として、社内での情報伝達の在り方について、上から下への一方通行の「上意下達」の傾向を改め、情報伝達の改善を提示。安全を優先する企業風土の構築や、安全を担う人材育成、教育制度の見直しを掲げている。
 ≪レールや枕木の搬出作業始まる 事故原因解明へ≫
 兵庫県警尼崎東署捜査本部は七日、JR脱線事故の原因を解明するため、現場のレールや枕木などを運び出す作業を始めた。県警はレールなどを押収し、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会と合同で脱線原因などを詳しく調べる。
 作業は午前十時ごろから始められ、作業員らがボルトを外し、上下線のレールを枕木からずらした後、クレーンを使って次々とトレーラーに積み込んでいった。
 搬出作業は八日まで続けられる見通し。
(産経新聞) - 5月7日15時40分更新


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050507-00000024-san-soci
posted by まとめ at 18:23| Comment(0) | TrackBack(1) | JR西日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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