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2005年05月23日

福知山線特急、再開時は旧型ATSのまま

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000205-yom-soci

 脱線事故が起きたJR福知山線の運転再開で、JR西日本が特急電車については既存の旧型「ATS―SW」のまま走行させる方針であることが23日、わかった。

 同線は運転再開までに最新の自動列車停止装置「ATS―P」が整備されるが、P型に対応するには車両側にも専用の機器「車上子」が必要。同線の1日上下27本の特急車両はSW型の車上子しか搭載していないため、本来、信号無視を防ぐSW型に速度感知機能を付加した改良型を使う。

 特急車両へのP型車上子搭載は当面、計画されておらず、専門家は「SW型ではP型ほど十分速度を制御できず、急場しのぎに過ぎない」と指摘している。

 同社は今年1月、同線新三田―尼崎間でP型の整備工事を始めたが、先月25日の脱線事故で中断した。今月3日、一部区間で工事を再開し、6月10日ごろには、P型の地上用機器「地上子」約480個の設置を完了する予定。

 P型は、車上子が地上子からの情報を受け、適正速度を自動計算し、段階的に減速する。一方、赤信号通過で非常ブレーキを作動させるSW型でも、地上子を二つ並べて調整する改良型では速度を感知することができる。

 事故を起こした快速電車など新型車両には、SW型とP型の車上子が併設されているが、福知山線を走る「北近畿」や「文殊」などの特急は車両が古く、P型車上子は搭載されていない。このため、同社は同線でP型の整備と並行してSW改良型の地上子設置を進めている。

 交通評論家の佐藤信之・亜細亜大学講師(交通政策論)は「SW改良型は地上子上を通過した時点での速度超過に対応するもので、P型に比べれば機能は落ちる。最新システムを導入するのならば、それに対応した機器をそろえるのが本来の安全の考え方だろう」と指摘する。

 これに対し、同社は「SW改良型の使用は緊急措置だが、P型と同じ安全性を確保でき、問題はない」としている。
(読売新聞) - 5月23日14時35分更新

posted by まとめ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | JR西日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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