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2005年05月25日

「会いたい」 マンション北側で献花、再発防止誓い

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050525-00000024-san-soci

JR脱線事故1カ月 9時18分黙祷
 百七人が亡くなり、五百四十九人が負傷した兵庫県尼崎市のJR脱線事故から二十五日で一カ月。事故が起きた午前九時十八分、遺族らは現場近くの献花台で帰らぬ人に思いをはせた。「あれから時間が止まったまま」「会いたい」。ぼうぜんと立ち尽くす人、電車が激突したマンションに寄り添う人…。涙があふれ、止まらない。JR西日本の社長ら幹部は遺族が到着する前に献花し、黙祷(もくとう)した。「悲惨な事故を二度と起こさない」と誓いを新たにした。
 遺族の要望で、事故車両が衝突したマンション北側に新たに設置された献花台。周囲は高さ約五メートルの白いシートで覆われ、焼香台までの数十メートルの通路からは事故現場を間近に見ることができるようになっている。
 午前九時前には、JR西が用意した車に乗った喪服姿の遺族らが相次いで到着。約三十メートルはなれた献花台で、JR西日本の垣内剛社長の出迎えを受けた。献花台で花を手向けた遺族らは、焼香台で手を合わせた後、事故現場となったマンションを見て回った。なかには事故の衝撃を物語るマンションの激しい破損を目の当たりにし、泣き崩れる遺族もいた。
 事故発生時刻の午前九時十八分には、遺族のほか、作業服姿のJR西社員らも整列して黙祷をささげ、犠牲者の冥福を祈った。遺族からはむせび泣きが漏れ、あたりは深い悲しみに包まれた。事故直後に操業を一時停止し、従業員らが救出作業に奔走した周囲の工場でも、犠牲者を追悼する法要が営まれた。
 一両目から救出され、一時は意識不明となっていた専門学校生の長男(17)とともに、一般の献花台を訪れた兵庫県三田市の看護補助、山崎淳子さん(44)は「百七人もの人が亡くなったなかで、この子が助かったのは奇跡。一カ月がたち、長男から献花台で冥福を祈りたいといわれて二人で訪れた。JR西には今後、二度とこのような惨事がないよう安全に配慮した運行を行ってほしい」と話していた。
 一方、遺族らに先立ち、JR西の垣内社長ら同社幹部は現場近くの献花台を訪れ、犠牲者に哀悼の意を表すとともに、事故再発防止を誓った。
 垣内社長は午前八時ごろ、献花台に到着。井手正敬取締役相談役や南谷昌二郎会長ら役員約三十人とともに、献花台に白いユリの花を一本ずつ供えた後、黙祷をささげ、犠牲者の冥福を祈った。
 垣内社長は「哀悼の言葉」を読み上げ、犠牲者に「将来の夢や希望を失わせ、愛する家族や親しい方々との別れをもたらし、人生そのものを一瞬のうちに失わせてしまう結果となりました」と陳謝。「ご遺族の無念や悲しみを心に刻み、『生まれ変わったJR西日本』を作り上げ、事故を繰り返さないよう全社を挙げて取り組む」と誓った。
 献花後、垣内社長は電車が衝突したマンション「エフュージョン尼崎」を訪れ、住民代表の畠利明さん(43)ら二人と初めて会い、「JR西日本が100%悪いことなので、誠心誠意対応させていただきます」と謝罪した。これに対して住民側は住環境の回復や心のケアなどを求める要望書を手渡した。
 畠さんは「社長に初めて会えてほっとした。誠意ある対応を期待したい」と話した。
(産経新聞) - 5月25日16時4分更新
posted by まとめ at 18:23| Comment(0) | TrackBack(2) | JR西日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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